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作ったものいろいろ
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最近の更新では、革のうんちくだとか日記に逃げてみたりだとかしてたけど、やっと念願のイタリアのオイルレザーでモノを作りましたー!

ipod nanoケースです。

小さい?
作品に大きさはないのですよ。

私はそもそもipodにカバーはなくていいやと思ってたんですが、(せっかくのおサレなデザインも見えなくなっちゃうし)小さいが為にバッグの中で行方不明になってしまうのと、あまりの薄さに折ってしまうんじゃないかとちょっと心配になり、カバーを作ることにしました。

作るならばと考えたことは、
1.紛失しない為にバッグの手ひもに掛けられること
2.イヤホンを留められること
3.出し入れし易いこと
4.金具を極力使わず、とにかくシンプルなデザインにすること

これを踏まえてデザインをすごーく考えました。
えっと、構想約半年です(汗)。
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前に革のコバが大好きですって言っちゃったけど、ネットで検索すると世の中にはすごいこだわりのコバ磨きをしてる方々がいて、私はまだまだ青いなーと反省してしまいました。
ということで、今回は「コバ磨き検証その1」です。その1ということは、きっと続きがあるんだと思います。



コバ磨きとは、革の切り口をキレイに整え、磨くこと。見た目が美しくなるのと、耐水性が増します。
切り口のカビ防止にもなると職人さんから聞いたことがあります。

コバ磨きにはいろんな方法があり、職人さんそれぞれのこだわりがあって、使う道具や処理剤もいろいろあります。ほとんどの既製品は、生産効率を上げる為に切り口に顔料を塗っただけ、というのが多いです。
しかし、自分で使うものを一つ作るのなら、そこにはとことんこだわりたいのです。
レザークラフトを趣味にする人はみんな同じ気持ちなんじゃないかな?

いろいろあるけれど、自分の求めるコバの仕上げはいったい何が一番いいの?
それじゃあ、検証してみよー。

p.s. やさしさでいつもこのブログを見てくれている方達へ
ちょっと呆れた視線で見て頂ければ本望でございます。
イタリアのすごく良いオイルレザーが手に入ったので、今度は何を作るかなーと考え中です。

ところで、この間「良い革ってどういう所が良いの?」と聞かれました。
うーん。「好きずき?」
そう言ってしまえば話は終わってしまうので、私が思う良い革について書いてみようと思います。

革の見方って人の肌を見るのと似ている気がします。キメが細かいか、透明感があるか、しっとり感があるか、とこんな風に同じ表現を使うことがたくさんあります。
表面を艶っぽく仕上げるか、マットに仕上げるかでも、ベースがカサカサで荒れてる状態にするのと、キメが細かくしっとりしている状態にするのとでは大きく違ってきますよね?ベースが良ければ、その良さを引き出すためにナチュラルに仕上げた方がいいし、ベースが悪ければ厚化粧してごまかしたりすると思います。革も同じで素材が悪ければ顔料を塗って目立たなくします。そのかわり透明感がなくなり、表情のない革になってしまいます。なので、革を見るときは人の肌を見る時と同じような目線でみると良いんじゃないかなと思います。

人の肌は見る機会が常にあるので、良し悪しや自分の好みが分かるけど、
革の良し悪しや好みを知るには、やはりたくさん見て、手に触れる事が必要かと思います。
そして、革を見る時はそんな目線で見てみてはいかがでしょうか。

ついでに<牛革>の基本的なこともまとめてみたので、革を見る時の足しになれば良いかなと思います。

もうすぐ春ですね。
ということは、もう冬は終わり。
ということは、私の毛糸ブームも終わりです。
今年はバンクーバーオリンピックが手伝ったのかどうかはたぶんそんなでもないと思うんだけど、なんだかカウチンブームでした。

先々月、カウチンブームの締め的な感じでカナダ大使館でやっていたカウチン展に行ってきました。昔のカウチンセーターがずらりと並んでいるのかと思ったら、壁一面にパーツが貼られていて、アーティスティックで面白い展示内容でした。その作品は日本人のアーティストの作品でしたが、他にカウチン族が編んだセーターも展示してありました。

本来カウチンセーターは脱脂していない毛糸を使うので、においがあると聞いていたので、その実物が見れる(嗅げる?)と思って期待してたのに(期待?)、においは特に気にならず、なーんだという感じでした。(このがっかり感はなんだろうか・・・)じゃあにおうって言ってた人はいったいなんの・・・。カウチンセーターはあまり洗わない方がいいみたいだし・・・。

ま、まぁそれはいいとして、狩猟民族だったカウチン族のそのセーターに編まれている柄には、神話や言い伝えの動物や植物や海、太陽など、それぞれ意味があって、それを着て狩りに出かけると神聖な気持ちになったのかな、なんて当時の人のことを想像してみたりしたのでした。

今年の毛糸ブーム、おしまい。

※「ブーム」いっぱい使っちゃったけど、もう死語ですか?
3月3日はひな祭り。
実家に帰ると3段飾りが出してありました。娘はもうかなりいい年だってのに・・・。と思いながらも、これが毎年出てくるのはちょっと嬉しい。これは母の手作りのひな人形だからです。私がおなかの中にいる時に作ったそうです。
全体の高さ25cm、人形は4〜6cmくらいというミニサイズで、人形は紙粘土で出来ています。中には石の重りが入ってるのでそれなりの重さがあります。着物の模様は細い筆ですごく細かく描かれていて、見るたびに「よく作ったな〜。」と感心します。五人囃子の太鼓なんて直径1cmくらいで、適当な場所に飾ってあるもんだから、いつか実家の猫達に遊ばれて無くなっちゃうんじゃないかとちょっとヒヤヒヤしてるのだけど、意外と遊ばれない。猫達も「さすがにコレは怒られるだろー。」と思っているのかな。

と、そんな3段飾りが私の家にはあり、自分が大人になるにつれて、だんだんとこの良さが分かって来ました。高価で立派でなくても、すごく価値のあるもの。思い入れとか、愛着とか・・・。これ代々伝えてもいいんじゃないかなぁ。

そして、私のこの何でも作ってみたくなる症候群は遺伝性であることを改めて実感させられるのでした。。。

**追記(母より指摘)
私がおなかの中にいる時ではなく、私が10月末に産まれてから作ったそうです。当時は産まれるまで性別を教えてくれないのがあたり前だったみたい。
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