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作ったものいろいろ
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編み物をしている時、「脳内モルヒネ」が沢山分泌されると何かで読んだことがあります。きっと、良いことなんだろうって意識はあったけど、この際なので調べてみました(笑)。

以下抜粋。


正しくは、β-エンドルフィンというホルモンのこと。β-エンドルフィンは気持ちいい、楽しいと感じたときに分泌されやすく、免疫力を強化し、老化を防ぎ、自然治癒力を高める作用があります。人間の身体は心が快適であれば、このような素晴らしい物質を自ら出すのです。β-エンドルフィンが脳から放出されると、心は幸せな気持ちになり、身体の疲れは消えていきます。脳の疲れが取れると、精神面が充実して創造性ややる気がどんどん起きてきます。
好きなことを夢中でやっているときに脳からβ-エンドルフィンをはじめとする脳内麻薬がどんどん分泌されます。神経の働きやホルモンのバランスもととのい、若々しさを保ちます。
健康で長生きしている人を見ますと、心もイキイキとして好きなことを楽しんでいる方が多いようです。言い方を変えると、好きなことや楽しいことを生活に取り入れていくと、健康で長生きできるとも言えそうです。
「小さい頃何が大好きでしたか?」「どんなことをしているときワクワクしましたか?」「時間を忘れるほど夢中になれるものはなんですか?」これらの質問の答えに健康のカギがかくれているかもしれません。


なるほど!
私が疲れをあまり感じず(肩は凝ったけど。)黙々とというか、どちらかと言うと”High”な気分でやってたのは、これのお陰か〜。しかも、なになに?「若々しさを保ちます」?良いことばかりじゃないですか(笑)。
好きなことをするって、体にも良いことなんですねー!

ではでは、続きをどうぞ。
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やっと、やっと完成しましたー!
う~ん、長い道のりでした。

この帽子を作ってる期間は、店頭で売っている雑材の帽子が気になって気になって・・・。
そして思ったのが、ラフィアのかぎ針編みの帽子は意外にいろんなところで売っているということ。しかも、困ったことに安い。1万円以下はあたりまえです。どう考えても手編みなのに、なぜこの値段??海外生産で、物価が安い国なんだろうけど、これを編んでる人達はちゃんと生活できる賃金をもらってるのかな?とか、自分で編んでみたものだからその苦労がわかり、勝手に心配したりして。

その反面、素材も縫製もたいしたことないのに、なぜこの値段??というびっくりする値段の高級ブランド品もあります。(もちろん高級で素晴らしいブランドもありますよ。)
ものの値段ってなんなんだろう?って改めて考えさせられました。

今では、ブランドをアピールするために広告宣伝に力を入れるのはあたりまえで、その為にモノの価値より、ブランドの価値を重視する傾向にあるように思います。それで、「価値の高いブランド=良いもの」という考えが広まるのはちょっと怖いことだと思います。

良いか悪いかは、やっぱり自分の目で判断したいものです。
その為には、素材や縫製、デザインなど、自分の視点で見るように心がけたいと思っています。

私のおすすめする「作ること」は、それによって自分の好きな素材やデザインが見えてきて、自分の視点を作ることに必ず役立つと思っています。
自分で作ることで、ちょっと原点に帰ってみるってのはどうでしょうか?

話はそれましたが、、、ラフィアの帽子の編み方、編み図など、自分なりにやってみたことを紹介します。
今回は長いので(笑)、2回に分けたいと思います。

うぅ、せつない・・・。

手がすべって、紐を巻き取っていた玉がぽろりと床に落ち、紐がバラバラとほどけてしまいました。
せっかく綺麗に巻き取ったのに・・・。
慎重に慎重に巻き取ってたのに・・・。
もう何度か落としているんだけど、毎回心が折れそうになります。

そんな時、私の中の”熱血先生”がこう言います。

『お前はその程度の人間だったのか、先生は見損なったぞ。』
『たかが編み物だと思うな。目標を決めて何かを達成するってことはな、スポーツでもなんでも気持ちは同じ。そう容易く出来るもんじゃないんだ。自分に負けるのでないぞ!』

無事に完成した時、熱血先生は一緒に涙をながしてくれるはず。

こんな妄想に助けられ、地味な作業は黙々とつづくのでした。
さて、糸作りをやってみました。
糸作りで挫折する人も多いと言ってましたが、ホントにこりゃ大変だ~。
なにが大変かって、糸の太さを均一にすること!自分の指先の感覚を信じてやるしかないのだけど、何度も何度も糸を指先で擦ってみても、感覚をつかむのはなかなかムズカしい・・・。
だから時間もかかってしょうがない。とはいえ、そんなのすぐに出来るもんじゃないので、根気よくがんばるしかないのですが・・・。

糸作りで気づいたことは、乾燥した葉を何度も擦ってるのだから、例えば笹の葉みたいに手を切ったりしないのかとちょっと心配だったのだけど、手が荒れることは全くないし、むしろ微妙な油分?のおかげで、指先がつやつやしてくる感じがします。しかも、強い。どんなに引っ張っても切れることはほぼないです。ラフィアの繊維は非常に強くて、永い月日が経ってもその強さはほとんど衰えないそうですよ。そこがラフィアの魅力なんでしょうね。

作業は至って地味ですが、まとめてみました。
「ヘレンカミンスキーみたいな帽子が作りたい!」

と思い立ち、まずは素材のラフィアを入手しなければと思ったものの、毛糸売り場に行ってもラフィア風なのはあっても本物は売ってない・・・、どこに売ってるんだろう、そもそもラフィアってなんなんだろう・・・とモヤモヤしながらネット検索してたら、あった!日本で唯一ラフィア製品を手がける工房が!そして糸も販売してる!さらにその工房は意外に足を運べる距離・・・。なんかこれは行けということかしら?と勝手に思い込み、厚かましくも連絡させて頂いたら、なんと工房に伺っていいというお返事を頂きました!

という訳で、糸の購入&プチ取材に行ってきました。
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