カウチンベストを編みました。
カウチンベストの編み方、図面の作り方など自分なりにやってみたこといろいろ。

編み物の本を基本に、柄の図面はexcelで作りました。

カウチンの伝統柄は、動物や植物が多くて、ちょっとかわいい感じになりそうだったので、チマヨ柄にしてみました。まさかのコラボ。
（チマヨ柄とはニューメキシコ州チマヨ村の伝統的な柄）





下半分と右前身頃が編み終わったところ。

前にポケットを付けたいので、ポケット口になるところには別糸で編む。

別糸がなかったので、同じ毛糸を使ったら、引き抜くのが大変でした。
やっぱり滑りの良い糸を使うべきだな。


身頃が編み終わったところ。

なんとか強引にポケットがつけられました。
（本にポケットの付け方が載ってなかった。）

アームホールが大きいけど、サイズを計ったら本の通りだった。これであってるのかな・・・。


カウチン編みの特徴は、この裏側にあります。

色の違う糸を前に出したり、裏に出したりして柄を出していきますが、裏に出る糸が数目飛んで渡らないように、いちいち絡ませながら編みます。
結構面倒だけど、着る時に糸を引っかけることがない、実用的な方法です。

何カ所か引っかけそうな所があるけど、それはまぁ失敗例ってことです。


フードとファスナーをつけて完成しました。

フードの柄は最後まで悩み、結局前に見える所にちょこっとだけ入れることにしました。

ファスナーには、革で作ったスライダー（引っぱり）をつけました。（その作り方は別にアップします。）

ファスナーを逆開（上からも下からも開く）にしたので、座った時に下を開ければお腹のところがもたつかず、とっても良いです。お腹いっぱい食べた時にも便利ですね。


後ろ側。

フードの形は本の通りに作ると、とんがった形のフードになってしまうので、減らし目を適当にばらし、丸いフードになるようにしました。







自己評価　80点

初めて作ったにしては良く出来たけど、サイズが大きくなってしまったのと、裏側がもうちょっと美しく出来たら良かったかな。